化粧水でプルプルお肌の土台を作る

洗顔後のお肌は化粧水を奥まで吸い込む準備万端の状態。ですが化粧水に刺激物が入っていたら、お肌は化粧水を吸い込むたびに刺激されてしまい、トラブル続きで調子は上向きになりません。

どんな化粧水を使えば、調子を改善しプルプル肌に近づけるのでしょうか。

  • あの~
    先輩も化粧水をつける時、チクチクするんですか?

  • うん、お肌の調子が悪い時にはするよ~。
    冬とかは特に乾燥しやすいからね。

  • 私…お肌の調子がいい時があまりなくって…
    化粧水が合わないのかなって最近思うんですよ。

  • そうかもしれないね。
    化粧水は洗顔後に初めて顔につけるものだから、慎重に選んだほうがいいよ。

化粧水がチクチクしているのはお肌に刺激が起きている証拠。いち早く刺激を感じないマイルド処方のものに変更して、お肌を守らなければなりません。

アトピーに限らず、刺激に弱くなる肌トラブル中はどのような化粧水を使うべきなのか、見ていきましょう。

化粧水の役割は「なにはなくとも保湿」

ドラッグストアや通販では様々な機能をもつ化粧水が売られていますが、そもそも化粧水が本来持つ大切な役割は「保湿」。洗顔後の乾いたお肌の奥までしみこんで潤せるよう、一番浸透しやすい液体状で作られているのです。

しかし保湿といっても、水そのものをお肌内部に届けるのではありません。角質層で水分を守る・たくわえる性質をもつ細胞間脂質(セラミド)、天然保湿因子(NMF)、皮脂、ヒアルロン酸、コラーゲンなどを補い、肌が水分をしっかり蓄えられる状態に導いてあげるのが、化粧水の役目です。

お肌の水分量自体は外側から肌内部に浸透させて増やせるものではなく、水を飲んで体の内側からしか増やすことができません。

つまり、どんな化粧水を選ぶべきか、というと…

  • お肌に元々存在する保湿成分(特にセラミド)が含まれているもの
  • 浸透力が高い。皮膚の上で長くとどまってしまうものはNG
  • 浸透した後お肌に刺激を起こさない

の3点が非常に大切なポイントになります。

アトピー肌は「セラミド」が欠乏して肌バリアが壊れている状態なので、化粧水にセラミドそのもの、もしくはセラミド機能成分が含まれていることが大切。

メーカーによっては、通常のセラミドの数倍高い効果の成分を開発・発見しているので、そういったアイテムを選べば肌バリアの回復が早まり、トラブル沈静化もスピーディーです。

また、お肌に余計な刺激を与える化粧水を使い続けていると、常に刺激でバリアが壊されてしまうため、いつまでたっても肌調子は悪いまま。使ってみてチクチクする、赤くなるなどの反応が出る化粧水は絶対にNGなので、すぐに使用中止しましょう。

長く使っても肌状態に変化が起こらない場合は、トラブルを起こすほどではない刺激を地味に与え続けている可能性があります。

化粧水は使う前に、刺激を与える成分(合成界面活性剤や防腐剤、化学物質系)の有無を確認し、なるべく無添加なものを選ぶのがおススメです。

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アトピー肌の化粧水の使い方・うるおうポイント

洗顔後は時間をおかず、すぐに化粧水を使いましょう。空気に触れるとどんどんお肌は乾燥&表面の水分が蒸発してしまいますから、早ければ早いほど良いのです。

清潔な手のひらに化粧水を出して両手で馴染ませ、顔を包み込むようにそっとつけていきましょう。擦ったり、叩くように浸透させると刺激になりますから、なるべく弱いタッチでふんわりと包み込むように行ってください。

1回では顔全体に水分が行き渡らない可能性が高いので、最低でも3回くらいは行うのがよいでしょう。目元や口元などはさらに重ねづけすると効果的です。

その他のポイントですが、先ほど「お肌の水分量は水を飲んで内側から増やすしかない」と書いたとおり、水を定期的に飲みましょう。常温、または白湯などがおススメです。味のついているものは一度体内で濾過が必要なため、余計な刺激につながります。

ただ、飲みすぎると体を冷やす原因になったり、腎臓に負担をかけたり、むくみが出たりしますので、1日1.5~2Lを目安にしてください。もちろん、たくさん汗をかいた時などは汗の量に応じて摂取量を増やしましょう。

「のどが渇いたなぁ」と感じる時点で、体はすでに水分不足を訴えています。のどの渇きを感じる前に、こまめな水分補給をすれば、お肌も渇きを感じることは少なくなるはずです。


アトピー肌の人が避けるべき化粧水の成分

アトピー肌の人は、お肌のケアを積極的に行うことが大切ですが、使用する化粧水や保湿剤に何が含まれているのか、しっかりと確認することが大切です。一見、添加物を含んでいなさそうなナチュラルな商品にも、添加物が入っている場合もあります。ここでは、どんな成分を避けるべきなのかを1つずつお教えします。

エタノール

エタノールが含まれている保湿剤を使用すると、清涼感がありスッとお肌に馴染むので一般の人が使用するのは心地が良く感じます。しかしアトピー肌の人が使用すると、刺激を感じお肌の水分を蒸発させ、アトピーが悪化してしまいます。

鉱物油

鉱物油とは石油から抽出された成分です。ミネラルオイルという表記で売られているものもありますが、実際には私たちが使用する時点ではミネラルは失われており、一度お肌につけるとクレンジングオイルでないと落ちません。肌に残った鉱物油は酸化してアトピーを悪化させてしまいます。

防腐剤

防腐剤を含む化粧水を使用すると、アレルギー反応を起こしてアトピーが悪化してしまいます。使用して一気に症状が出てしまう人もいるほど、防腐剤は良くないので、注意をするようにしましょう。

界面活性剤

界面活性剤は、皮膚のバリアを弱くし、外部からのアレルゲンや刺激を受けやすくなります。肌が傷ついているアトピー肌の人にとっては、傷口に直接刺激を与えていることになるので、界面活性剤は避けるようにしましょう。

化粧水選びで後悔したくない人は「パッチテスト」をしてみよう!

アトピーで悩んでいる人は、もしかしたら毎日使用している化粧水やクリームが原因かもしれません。新しいスキンケアを使用する前も、簡易パッチテストを実施すると安心することができます。

自宅でできるパッチテスト

まず準備するものは、防水絆創膏か小さいガーゼと防水フィルム、化粧水や石鹸などテストしたい商品を揃えましょう。テストするものを、ガーゼに少量つけて、二の腕の内側に貼りつけて48時間放置します。48時間経過したら、かぶれがあるかどうか確認をしましょう。

石鹸やシャンプーのテストをする場合は、精製水で100倍に希釈してからつけてください。ぬるま湯で洗い流し、テスト開始から72時間後に再度かぶれがあるか確認してください。かぶれがない場合は、アトピー患部に少量つけて30分程度様子を見ましょう。

パッチテストをする際の注意点

パッチテスト中に、かゆみや痛みを感じたらすぐに洗い流しましょう。ステロイド内服中は正確な判定ができないので、行なわないようにしましょう。上記で紹介した方法は簡易のパッチテスト方なので、濃度が低い、量が少ないと反応が出ないこともあります。正確に判断したい場合は、皮膚科にテストをしたい商品を持ち込んで相談してみましょう。

アトピー博士・ヨウコさんって?

仕事のストレスや不規則な生活の影響で大人アトピーを発症。ステロイドを使わずに治療する方法をとことん調べて実践し、アトピーの自力治癒に成功。30代になった現在、アトピー発症前より美肌になったうえ、常に肌調子が良い状態をキープしています。

そのため、友人や会社の同僚に美肌のアドバイスを求められることもしばしば。アドバイスを受けた人のほとんどがトラブルを脱しており、いつの間にやら周囲で は「肌で困ったらヨウコの元へ!」が定着化。

「アトピー博士」というニックネームもつき、仕事のかたわら肌トラブルを持つ人の相談に乗る日々を送っていま す。

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