皮膚科では保湿剤を処方してもらえる

皮膚科に行くメリットとしては、まずかゆみの原因が判明し、医師の診断によって自分に最適な治療を受けることができます。

そのため、皮膚科で治療を受けながら、自宅でも肌のケアをすることで症状の改善することができます。

”保湿化粧水”と”保湿剤”ってどう違う?

保湿化粧水とは

保湿化粧水は万人に合うように作られているため、基本的に誰が使用してもある程度の保湿効果を得られます。

しかし、化粧水には脂性肌向けの油分が少なくさっぱりしたものや、乾燥肌向けのしっとりと仕上がるタイプなど様々な種類があるので、自分に合うような化粧水を選ぶのが良いでしょう。

保湿剤とは

一方、保湿剤はクリーム状であるものが多く、主に皮膚科や薬局で手に入ることが多いです。

肌の状態に合わせた成分が含まれいて、乾燥肌などの原因となる部分に直接塗るものです。

皮膚科で保湿剤を処方された場合は、ある成分に特化した薬を処方されているので、その人個人に合った最適なものとなります。そうすると、安心して使用することができ、症状も改善されます。

3種類の保湿剤の成分と特徴

保湿剤にはワセリン系・ヘパリン類似物質系・尿素系にわかれています。種類によって効能や特徴が細かく異なるので、ここでしっかりと確認をするようにしましょう。

保湿剤名 成分 効能・特徴
ワセリン アルカン(精製した石油) 皮膚には浸透せず、表面を保護し水分の蒸発を防ぎます。肌に炎症があっても使用可能です。
プロペト
サンホワイト
ハクワセホワイト
純度の高いワセリン

ワセリンより純度が高いため、医薬品と同様おに品質になっています。赤ちゃんや炎症して弱くなった皮膚でも刺激が少なく安心して使用できるのが特徴。敏感肌やアトピー治療で用いられます。

ヒルドイド ヘパリン類似物質(保湿成分)白色ワセリンなど クリーム、ローション、軟膏タイプがあります。皮膚の乾燥を防ぎ、血行を促進するので主に傷の治療に用いられます。
ビーソフテン ヘパリン類似物質(保湿成分)白色ワセリンなど

ヒルドイドと効能や成分は同じですが、添加物が異なります。

ケラチナミン
ウレパール
パスタロン
尿素、白色ワセリンなど クリーム、ローション、軟膏タイプがあります。古い角質を除去し角質層の水分を助けます。
ケラベンス
ウリモックス
アセチロール
ベギン
ワイドコール
尿素、白色ワセリンなど ケラチナミンと基本的な効能・成分は同じですが、添加物が異なります。

保湿作用・抗炎症作用・抗菌作用があるか見る!

アトピー肌の人が、皮膚科でクリームを処方してもらう場合には、以下の3つの成分が入っているか確認をしましょう。

保湿作用

アトピー肌にとって肌の乾燥は厳禁です。そのため、しっかり保湿作用があるものを選ぶようにしましょう。特に、高い保湿効果ができるセラミドが含まれたクリームがおすすめです。

抗炎症作用

アトピー肌になると、常に肌で炎症が起こっている状態なので、ステロイドやグリチルリチンなどの抗炎症作用のあるクリームを選ぶようにしましょう。

抗菌作用

アトピー肌の人は、皮膚の上に住んでいる常在菌の異常繁殖によって、感染症にかかりやすくなります。これらはステロイドでは対処できないので、抗菌作用があるクリームが必要になります。

この3つは大変重要な成分で、どれが欠けても良くありません。そのため、皮膚科の医師に、この成分が含まれているかどうか相談をするようにしましょう。

使い方次第で効果が変わる

保湿剤は皮膚科等で「薬」として処方されます。しかし基礎化粧品のようにずっと使い続けると、効果が弱まったり場合によっては肌トラブルが起こしたりする可能性もあるので、一定期間以上の使用は避けてください。医師の診断の元、決められた期間内で使用するようにしましょう。

保湿剤を塗るタイミングは、1日2回以上で、入浴後に塗るのが最もおすすめです。使用量は、一円玉くらいが良く、少なすぎたり多すぎたりすると効果が期待できないので、注意をしましょう。

塗り方は、指の腹や手のひらを使って丁寧に塗ってください。力強く摩りこむように塗ると、皮膚が荒れる可能性があるので優しく塗るようにしましょう。

保湿剤選びでやりたいことをできるようになる!

アトピーになると、顔や腕などの目立つ部分に赤みが出たり粉を拭いたりするので、外出をしても人の目が気になり、思うように楽しめないことが多くあります。

そうすると、行動を制限されるのでストレスが溜まりやすくなります。

自分に合った保湿剤に出会うことができれば、アトピー肌が改善されます。そのため、保湿剤の種類や使用目的をしっかり理解し、自分に最適な保湿剤を選ぶようにしましょう。