アトピーの症状

アトピーの主な症状といえば、極度の乾燥状態やかゆみを連想する方も多いと思いますが、症状の進行に伴ってそれら以外にも様々な症状が表れてきます。アトピー博士・ヨウコさんに、アトピーが悪化していくとどのような経過をたどるのか教えてもらいました。

  • お風呂の後、クリームを塗ってもお肌のカサカサが全然治らなくって。
    塗るのを忘れた日なんか最悪、痒くて痒くて耐えられないの。

  • クリームはいつ塗っているの?

  • タオルで体を拭いて、部屋に戻ってからだけど…

  • 少しだけ水気が体に残っているときに塗ったほうが保湿効果が高くておススメなんだよ、
    今夜からやってみたら、ちょっとは肌状態変わるかも。

クリームを塗ってもすぐカサカサになってしまうのは、アトピーの代表的な症状。今はこれだけで済んでいますが、もしここから悪化してしまったらさらに色々な症状が出てきてしまうんですよ。順を追ってみてみましょう。

大人アトピーの症状と重症度について

アトピー性皮膚炎には、4つの段階があり、それぞれ症状が異なります。今自分がどの段階なのか、悪化した場合・改善した場合はどうなるのかを知っておくことで、化粧品や薬の効果があるのかないのか、見極めることもできるんですよ。

軽微 お肌がカサカサに乾燥しているものの、色や状態の目立った変化はなし。同じ場所にずっと痒みがでることもあります。
アトピーを発症してはいますが非常に軽いもので、日常生活に支障がなければ適切なスキンケア・生活改善で良くなります。
軽度 カサカサして皮膚が赤みを帯びてきます。乾燥が進んだところはささくれ立ったり、白い粉を吹いているような状態になります。
皮がぼろぼろと剥けて落ちるのもこのころから始まります。
中等度 カサカサ、赤み、ささくれがどんどん悪化していきます。ひっかいた痕がしっかり残ったり、腫れた部分が固まってしまいます。
皮膚のひび割れから汁が出てくることもありますが、汁は体内の悪いものを出してくれるデトックス反応ですから、辛いですが出しきるまで我慢しましょう。
重症 腫れた部分が赤みを帯びて盛り上がる、粉ふき、皮の剥け落ちなどが一層悪化します。
浮腫み、丘疹(皮膚の隆起)、水疱、びらん、ひっかき傷などがさらに増え、治療にはステロイドや免疫抑制剤の飲み薬を用いることもあります。

ステロイド剤などを使ってアトピーを抑えていた場合、使用を中止すると汁が出てくることが多々あります。

一見悪化したように見えますが、薬で抑制されていたアトピー症状が現れたために体が治そうと反応しているだけのことで、心配はいりません。汁は1ヵ月~半年以上出続けるので、薬剤使用を中止する方は我慢してください。

その後、ガサガサして強張った象のような皮膚になり、ぽろぽろと皮膚がはがれおち、毛穴からも毒素が出る(鳥肌のようになる)段階を経て、落ち着いていきます。

これを見ると、今回の相談者・ミキはまだ軽微なレベルで済んでいますが、クリームの塗り忘れが続いてしまうと軽度に踏み込んでしまう可能性が非常に高いです。

アトピー肌で悩んでいるという方は、常に自分が今どの段階にいるのか肌状態を把握し、悪化しないように適切なスキンケアを心がけてください。もし悪化してしまった場合は、早めに医師の診断を仰ぎましょう。


アトピー博士・ヨウコさんって?

仕事のストレスや不規則な生活の影響で大人アトピーを発症。ステロイドを使わずに治療する方法をとことん調べて実践し、アトピーの自力治癒に成功。30代になった現在、アトピー発症前より美肌になったうえ、常に肌調子が良い状態をキープしています。

そのため、友人や会社の同僚に美肌のアドバイスを求められることもしばしば。アドバイスを受けた人のほとんどがトラブルを脱しており、いつの間にやら周囲では「肌で困ったらヨウコの元へ!」が定着化。

「アトピー博士」というニックネームもつき、仕事のかたわら肌トラブルを持つ人の相談に乗る日々を送っています。

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