自分に合う化粧品を選択

敏感肌・アトピーは肌の乾燥に起因するので、化粧品選びでは乾燥肌とおなじ括りにされてしまうことも。しかしそれぞれの肌状態&自分の肌にあった化粧品を使わないと、悪化させてしまう原因になってしまいます。

肌質や肌状態で化粧品を選ぶ方法をご紹介します。

乾燥肌・敏感肌・アトピーで異なる肌ケア

お肌のトラブルのほとんどは、乾燥肌から始まると言っても過言ではありません。そのまま何もしないと、敏感肌→アトピーへと悪化してしまう可能性が多々あります。段階ごとに、お肌の状態と取り入れたいケアをご紹介しましょう。

乾燥肌はあらゆるトラブルの元

お肌を乾燥させてしまう原因はいくつかありますが、中でも多いのが間違ったスキンケア。こすりすぎ・力の入れすぎで角質層を傷つけてしまう、頻繁に洗いすぎる、クレンジングや洗顔の洗浄力が強すぎる…など、本来は必要ないケアでお肌を自ら弱くしてしまっているのです。

次に、食生活。なかなか毎日バランスよく食事をするのは難しいもの。ですが、好きなものばかり食べていると栄養素が偏ってしまい肌に必要な栄養素が供給されなくなるので、お肌が潤いを保てず乾燥してしまいます。また、○○抜き、1品のみなどの極端なダイエットをしたり、お酒をよく飲む人などは亜鉛不足になりやすいので要注意です。

そして生活習慣。睡眠不足やエアコン、ストレスや入浴など、毎日の生活の中にも乾燥してしまう原因がいくつも存在します。

乾燥肌改善のために保湿効果の高い化粧品に変えて様子を見るのも良いですが、乾燥肌は敏感肌になる一歩手前の状態ですから、もしかしたら新しい化粧品が刺激になって肌状態が悪化する可能性もあります。

今使っている化粧品でトラブルが起こらないのであれば、まずはスキンケア方法や生活を見直してみると、意外とすんなり改善するかもしれません。

敏感肌になると表皮の機能が低下

皮膚には外的刺激から身を守るバリア機能があります。保湿成分セラミドと水分が絶妙なバランスで組み合わさっているのですが、乾燥肌になるとセラミドが減り、水分を保持できなくなってきます。

すると、様々な外的刺激に皮下組織が晒されるようになってしまい、炎症やニキビなどのトラブルが頻発するようになります。これが、敏感肌の正体です。

今まで何とも無かったアイテムで肌トラブルを起こすことが増えてくるので、化粧品はなるべく配合成分の少ないシンプルなものへ変更しましょう。

改善のためには保湿が大切なので、元々肌内部にあるセラミドや天然保湿因子が含まれている化粧品が最適です。

もし、重度の敏感肌になっている場合は、セラミドが配合された天然温泉水を化粧水として使うのがオススメですよ。

アトピーは究極の敏感肌

アトピーになると極端にセラミドの分泌量が減ってしまい、バリア機能が形成できません。常に刺激に晒されるようになり、苦しい思いをします。

改善するには医療機関にかかり適切なステロイド剤を処方してもらうこと、そしてセラミドを補い肌を守ってあげることが大切です。

それに加えて、「ホホバ油」「オリーブ油」「アボカド油」などの植物性オイルで肌表面を保護すると、水分の蒸発を防いでくれる上に整肌効果も期待できます。

ただしこれらのオイルを使いすぎると肌が保湿依存症になり、自分で油分を作り出すことができなくなる可能性がありますので、過度なケアはNGです。

ちょっとケアが足りないくらいで留めておくと、お肌が自ら保湿成分を作り出そうと働きます。セラミド含有化粧水は持ち歩いて構いませんが、乾燥を感じるまではお肌の力に任せて大丈夫。オイル系は、朝晩の洗顔後に薄くのばすだけに留めておきましょう。